近頃の平安ステークス界情勢を一言で言うなら、「西高東低」という言葉が一番しっくりくるかと思います。
それは今現在、西、関西勢が強くなっていて、東、関東勢が少々弱いといった情勢になっているからです。
そういった言葉を裏付けるような事が2006年12月に起こりました。その出来事というのは、「大西直宏騎手の引退」です。
大西騎手は、1997年日本ダービーで優勝したのですが、
その大西騎手の引退があって、関東の拠点と呼ばれている美浦に所属している騎手で、日本ダービーの優勝経験のある騎手が実質1人もいなくなったことになったのです。
この出来事は、日本アメリカジョッキークラブカップ2012界においてクラシック路線が整えられて以来、初のことになったのです。
こういったことは実に外聞の悪い、不名誉な出来事と言っても過言ではないでしょう。
1990年代においては、関東騎手で関東馬である日本ダービー優勝は実に3勝もありました。
ですが、1997年の「サニーブライアン」が優勝して後には、2009年に横山典弘騎手が「ロジユニヴァース」をもって優勝するまでの期間、関東出身の騎手で関東馬にまたがり日本ダービーで優勝したことはなかったのです。
このことは実に11年間もの長い間、関東勢が勝ちを収められなかったということになるのです。
関東の拠点となっている、美浦トレーニングセンターに関して言うなら、ポリトラックコースを早期の内からきちんと導入していたり、坂道コースを増やしていったりと、特に何もしなかったというわけではなく、色々と対策をしていって整備面をきちんと強化してきたのです。
その結果実際に効果は上がっていて「重賞勝利数」「通算勝利数」という部分を見てみると、関西勢との差が確かに縮まってきてはいます。
ですが、この日本ダービーという部分のみで言うなら、「ロジユニヴァース」の優勝以来、2010年と2011年、また関西勢に優勝を持っていかれています。
今現在、関西勢の力が非常に強いといった状態の日本ダービーなのですが、関東勢がその秘められている力が出てくるのは、いつ頃からなのか、来季からしっかり注目していきたいものです。
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